1月の下旬から2月頭にかけて、ついに保育園の内定通知が届きホッとしたのも束の間。
入園準備に、パパママの仕事復帰など、生活リズムなど、様々なことが頭を駆け巡る保護者の方も多いのではないでしょうか?
今回は、保育園入園で一番多い0歳・1歳児の入園準備について、実際に長男は0歳9ヶ月のとき、次男は1歳3ヶ月のときに入園・仕事復帰をした筆者が便利なグッズや知っておきたいポイント、生活リズムに関してなども合わせてご紹介します。
保育園の入園準備は説明会のあとがベスト
保育園の入園が決まると、少し間は空きますが、入園説明会が実施され、その際に準備する持ち物リストが配布・説明されます。園によっては、園の指定のもの、細かくサイズやデザインなどの指示をされるものもあるので、説明会が終わってから、もしくは事前に持ち物の準備リストを配布されてから、準備に取り掛かると無駄がなくスムーズに準備ができます。
この入園説明会、私が通園させている保育園では3月中旬に行われるため、入園まで2週間ほどしかありません。もっと早く持ち物だけでも教えてよ!という気持ちもありますが、私の場合、昔から夏休みの宿題は最終2日間でまとめてするタイプだったので、あまり早くても結局同じかもしれません。
入園準備グッズ・持ち物はルールを守って
園にはそれぞれルールがあり、持ち物にも細かく指示をされるものもあります。入園して慣らし保育の間に、持ち物の中に指示していたものと異なるものがあると、園から返却され、再度購入が必要になることもありますので、園の持ち物リストはしっかり目を通しておくと「無駄に買ってしまった!」なんてことがないですよ。
それでは、それぞれの持ち物の知っておきたいポイントをご紹介します。
通園バッグ・通園かばん
通園バッグは、登園時のお着替え・おむつ・給食セットなどを入れるために必要なものです。降園時には、どんだけ着替えたの?とツッコミたくなるほどのお着替えした服が毎日どっさり入っていました。
園によっては、0歳児さんは手提げのもの、2歳児頃からは自分で開閉して準備ができるようなカバン(リュックサックなど)を指定される場合があります。
キーホルダーは1つならOKという園や、NGな園もありますので、カバンのわかりやすいところに名前を書くのを忘れないようにしましょう。ひらがなワッペンをつけているご家庭もありましたよ。お子さまにもわかりやすくて良いですね。

私の場合、リボンにお名前シールを貼って持ち手に括ったり、アイロン接着で名前を貼り、子どもがわかりやすいようにワッペンをつけていました。
お着替え
保育園では、特に0歳の頃はお着替えを何度もしてきます。下の子は1歳になってもまだよだれの量が多かったので、スタイの替えも何枚も必要でした。0歳の頃は、ロッカーにズボンとTシャツを5組くらいはいつも入っているようにしてほしい、と園から言われました。私の子どもが通った園は、年中半袖半ズボンを着用、肌着は洗濯物が増えるからなしという園でした。
園によっては、スカート、ワンピース、フード付き、裏起毛、スパンコールやボタンなど装飾がついた服、ロンパース、キャラクターものなどはNGなところもあるので、確認してから準備を進めるとよいでしょう。



私の子どもが通っている園は、さらに0歳児さんの誤飲事故防止のため、ボタンのついた服もNGだったため、肩のスナップボタンがついていない90サイズの服を探すのに苦労しました。
おむつ・おしりふき(お名前スタンプ)
0歳児さん・1歳児さんはまだまだおむつがたくさんいるのと、結構な頻度で交換してくださるので減るスピードも早いです。
最近では、おむつのサブスク(手ぶら登園)を取り入れている園も多くなってきてますので、必要のない園もあるかと思います。
保育園によって、まとめて持っていき保管している枚数がなくなりそうになったタイミングで補充していく場合と、毎日必要な分を持参する場合などがあります。
また、名前もおむつ1枚1枚に記入が必要な園と、袋ごと持っていき袋に名前を記入すればいい園など、様々です。確認してから準備を進めるとよいでしょう。おむつ1枚1枚に名前を書く必要がある場合は、お名前スタンプがあると便利ですよ。
お食事エプロン・スタイ
慣らし保育がうまくいくと、給食を食べて帰ってくるようになります。給食のときには、お食事エプロンが必要になってきます。保育園によって、シリコン製のものやスナップボタンは先生が扱いづらいのでNGという園もあります。



私は、洗濯機で洗えるものにしました。というのも、結構な頻度でカビが生えたりするので要注意です。
靴・靴下
歩けるようになった子は靴が必要になります。もちろん最初のうちは先生が脱ぎ履きさせてくれますが、お子さまも自分で脱ぎ履きできるよう練習するようになってきます。脱ぎ履きしやすいように甲部分がマジックテープのスニーカーを選ぶとよいでしょう。



うちの子は、イヤイヤ期になると靴を自分で履きたいけど、うまく履けなかったとき、よく泣いて怒っていました…。できるだけ、着脱しやすいものを選んであげるといいですね。
マグ・水筒
マグや水筒も園によって様々です。基本的には0歳・1歳はストローマグかと思いますが、プラスチック製のもの、取っ手のついていないもの、透明で中身が見えるもの、など指定されることがあります。
入園前にしておきたい持ち物以外の準備
生活リズムの予行練習は無理ない程度で
今までと違う生活リズムに慣れるのは、子どもも大人も難しいものです。
朝の限られた時間で、自分の身支度もして、子どもの朝ごはん、お着替え、登園の準備もして…と想像するだけでも、無理なんじゃないかと不安になりますよね。
いきなり全てを完璧にこなすことは、大人もできないものです。あまり無理をせずゆっくりと慣れてコツを掴んでいきましょう。きっと毎日繰り返しているうちに、ママとお子さまにとって最適な生活リズムができてくるはずです。
朝の登園時間に合わせて、いつ起床すればいいか。前日どこまで次の日の準備ができて、朝はこれだけならできそう。など、あらかじめ予行練習をするのがベストではありますが、とはいえ残りわずかな育休期間中なのでまずはママ・パパもしっかり今のうちに身体を休めて、無理ない程度にしてください。頭の中でイメージトレーニングをしてみるだけでも違うと思います。
食事、お昼寝、お風呂、就寝時間などもある程度時間を決めて、一日を規則正しい生活にすると保育園に入園し、ママパパも仕事復帰してからの生活が想像しやすくなると思います。ママとパパ2人で生活スケジュールや役割分担を相談し合うと、お互い大変さも共有できて、協力し合えそうですね。



いろいろ不安や心配はありますが、子どもたちの順応力は本当にすごいです!事前に生活リズムを整えておかないと!と気負いせず、残りわずかな育休期間、親子の楽しい時間をたっぷり過ごしてくださいね。
入園してから出番の多かった便利グッズ
お名前シール・スタンプ
衣類に貼るお名前シールだけではなく、クレヨンやクレパス、ペンなどに貼れるお名前シールやお名前スタンプがあると便利です。最近は、ネットで様々なサイズのシールが1シートに入っているお名前シールもたくさん出ているので、ぜひ探してみてくださいね。
鼻水吸引器
よく保育園の洗礼なんていうキーワードが話題になりますが、最初の1年間くらいは本当によく風邪など引いています。年中と言っていいくらいに鼻水は出ます。「病は鼻から」と言ってもいいのでは?と言うくらいに、鼻水が出たり鼻が詰まっていると、風邪の治りも遅く、喉が痛くなりやすく咳もなかなか治らない、ひどいと中耳炎になったりします。0歳児さん・1歳児さんは、まだまだ自分で鼻水を噛めないので、鼻水吸引器を使うと、風邪もあまりひどくならず、治りも早いように感じました。寝苦しくなくなるのでしっかり寝れるようになるみたいです。
最後に
あまり不安になりすぎず、パパもママもお子さまを保育園に通わせることを楽しみにしてあげてください。きっとその気持ちはお子さまにも伝わります。保育園に登園すると、保育園の先生と子どもの成長を一緒に見守っていけて、お子さまのことをよく知ってくれる先生に悩みができたら相談することもできます。家ではさせてあげられない経験もたくさんしてくるので、お子さまの違った一面を知ることができたりもします。ぜひぜひ保育園生活を、お子さまはもちろん、パパママも楽しんでくださいね。